システムがん

システム的統合理解に基づくがんの先端的診断、治療、予防法の開発

文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究 (複合領域:4201)
研究期間:平成22年度~平成26年度
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公開講演『がんの最先端研究とスーパーコンピュータ』

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いま、がん研究の方法が大きく変わろうとしています。これまで越えることのできなかった巨大な壁を乗り越え、未来を拓いている人たちのストーリーです。

  • 「血液がんとゲノム解析-難治性血液がんの克服に向けて-」小川 誠司 (東京大学医学部附属病院)
  • 「がんの全ゲノムの解読とオーダーメイド医療」中川 英刀 (理化学研究所ゲノム医科学研究センター)
  • 「パーソナルゲノム時代の私たち-がんとスーパーコンピュータ-」宮野 悟 (東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター)

どなたでも参加できます

プログラム

13:30~14:30 「血液がんとゲノム解析-難治性血液がんの克服に向けて-」

小川 誠司 (東京大学医学部附属病院)

がんは細胞のゲノムに異常が生じておこる病気です。ヒトのゲノムは 30 億個もの塩基配列からなる膨大な遺伝情報を含んでいますが、いま全世界でがんのゲノムを全て解読することによって、がんの原因となっている異常を解明する努力が進められています。今回の講演では、代表的な血液のがんをとりあげて、こうした世界最新の研究の成果の一端を紹介します。

14:45~15:45 「がんの全ゲノムの解読とオーダーメイド医療」

中川 英刀 (理化学研究所ゲノム医科学研究センター)

DNA 解読技術の爆発的な進歩によって、個人のゲノムの解読が数日で安価にできるようになってきました。がんは、ゲノムの異常が原因でおこる、まさに「ゲノムの病気」であり、がんの全ゲノムを解読することによって、今後新たな治療法や診断法が開発され、個々のがん患者さんにあった治療法が選択されるようになると考えられます。

16:00~17:00 「パーソナルゲノム時代の私たち-がんとスーパーコンピュータ-」

宮野 悟 (東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター)

2013年、「私」のDNAシークエンスを10万円で1時間で得られる時代が始まります。だれもが自分のゲノム情報を手に入れることができるのです。そして、スパコンでゲノムや遺伝子発現データを解析し、「私」のがんのシステム異常を捉えようとする研究が進んでいます。「京コンピュータ」などのスパコンで初めて暴き出せるがん研究の一端を紹介します。


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