システムがん

システム的統合理解に基づくがんの先端的診断、治療、予防法の開発

文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究 (複合領域:4201)
研究期間:平成22年度~平成26年度
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A01-15-25 公募研究

次世代定量プロテオミクスによる発癌ネットワーク同定

  • 研究代表者: 松本 雅記(九州大学 生体防御医学研究所 トランスオミクス医学研究センター 准教授)
  • 連携研究者: なし

研究室ホームページ http://www.bioreg.kyushu-u.ac.jp/mib/divisions/summary_proteomics.pdf

ポンチ絵の内容に対応する研究内容の説明: 癌化は細胞増殖制御機構の破綻に加え、代謝系を始めとする様々な細胞機能の変化を引き起こす。様々な遺伝子変異が細胞癌化の引き金となるが、これらの変異によって活性化された細胞癌化シグナルが如何なる過程を経て細胞を癌化状態に遷移させるのかその詳細は不明である。本研究では次世代プロテオミクス解析技術を中心としたトランスオミクス解析と情報科学的手法によって、細胞癌化によって生じる細胞内ネットワーク状態遷移を追跡し、細胞癌化ネットワークの実体およびその動作原理の解明を目指す。

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